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兵庫県立障害者スポーツ交流館 兵庫県立障害者スポーツ交流館 兵庫県立障害者スポーツ交流館

あゆみ(大会)

競技ごとのあゆみ大会のあゆみ国際大会参加のあゆみ調査研究のあゆみ

 体育館では、毎週日曜日や祝日に様々な大会が開催されています。バスケットボールコート2面がとれる広さがあるために多くの参加者を集められ、大会が開催されることで障害者スポーツ人口はさらに増えてきました。体育館での開催は県下の選手も気軽に参加でき、障害者スポーツの振興をさらに促しました。昭和50年から実に多くの大会が開催され、現在でも年間約40の大会が開催されています。
 体育館主催・共催大会は、年代順に「のじぎく杯」「月例会」「友愛杯」「兵庫リハカップ」があります。さらに、体育館を使用する他団体の主催大会にも体育指導員は会場設営・撤去、審判、指導、総務などの協力を行っています。

のじぎく杯

のじぎく杯争奪卓球大会
「のじぎく杯争奪卓球大会」(昭和56年)

 昭和50年体育館竣工記念「第1回のじぎく杯争奪車いすバスケットボール大会」が体育館主催で開催されました。「のじぎく杯」という名称は職員皆で考え兵庫県花の「のじぎく」を採用しました。
 その後、のじぎく杯はアーチェリー大会(昭和51年~)、室内アーチェリー大会(昭和52年~)、卓球大会(昭和51年~)、ツインバスケットボール大会(昭和63~)、ローリングバレーボール大会(平成2年~)と競技数も多くなり、現在まで続いています。主催は当初体育館でしたが、県下の障害者スポーツ振興を目的に兵庫県車いすバスケットボール連盟、兵庫県身体障害者アーチェリー連盟、兵庫県肢体不自由者卓球協会、兵庫県ローリングバレーボール協会など競技別障害者スポーツ団体が設立され始めると体育館と共催となり、各協会役員と体育指導員とが協力して大会を企画・運営しています。

月例会

車椅子バスケットボール月例会
「車椅子バスケットボール月例会」

 体育館では開館以来、初心者スポーツ教室を開催してきましたが、初心者を定期利用クラブ員に継続、定着させていく目的で「月例会」も月々行い始めました。車いすバスケットボール月例会(昭和51年~平成4年)、アーチェリー月例会(昭和51年~平成2年)、卓球月例会(昭和52年~不定期)、バドミントン月例会(昭和54年~不定期)、車椅子テニス月例会(昭和60年~平成4年)、ローリングバレーボール月例会(昭和61年~平成5年)など「のじぎく杯」が年1回であるのに対し、月々「月例会」で技を競うことでスポーツ仲間をふやしていきました。
 とくに、車椅子バスケットボール月例会は17年間で150回も開催し、兵庫県下14チームと全国で車椅子バスケットクラブが最も多い県となりました。県下のチームを増やすために姫路、神崎などでの開催も行いました。その後、車椅子バスケットボールは平成11年から「定例会」と名前を変えて開催しており、月々開催ではないものの県下の多くのクラブが再度参加し始めました。アーチェリーは昭和59年から健常者のアーチェリークラブと合同で月例会を開催することで仲間を増やし、技術力も向上しました。ローリングバレーボール月例会も8年間続き、県下に6チームが出来ました。

友愛杯

第1回友愛杯争奪テニス大会
「第1回友愛杯争奪テニス大会」(昭和62.10.10)

 昭和60年、(財)兵庫友愛基金の助成で「みんなの手でひろげよう友愛の輪」をテーマに、障害者と健常者が交流するアーチェリー大会、卓球大会、ゲートボール大会、聴覚障害者女子バレーボール大会、運動会、クリスマス会の6つの地域交流事業を行い、体育館に延800名の参加者を集めました。その後、「友愛杯」の名称で友愛杯卓球大会(昭和61年~平成13年)、友愛杯聴覚障害女子バレーボール大会(昭和61年~)が現在まで続いています。

兵庫リハカップ

 平成11年度、「兵庫リハカップ」の名称で大会が行われだしました。兵庫リハカップ卓球大会(平成11年~)、兵庫リハカップシッティングバレーボール大会(平成11年~)、兵庫リハカップ聴覚障害女子バレーボール大会(平成11年~)、兵庫リハカップゆうあい卓球大会(平成14年~)、兵庫リハカップフライングディスク大会(平成14年~)などの大会が新たに開催され始めました。そして、ローリングバレーボール大会、ボウリング大会はそれまでのふれあいの祭典などの大会名称から平成11年以降兵庫リハカップと改称しています。

他の体育館主催・共催大会とイベント

第1回勤労身体障害者運動会
「第1回勤労身体障害者運動会」(昭和53年10月)

 前述の他に体育館では多くの大会・イベントを主催・共催してきました。勤労身体障害者運動会(昭和53年~昭和54年)、野々池車椅子マラソン大会(昭和55年~平成元年)、ふれあいフライングディスク大会(兵庫県社会福祉事業団施設利用の知的障害者が主な対象。平成8年~)、オールジャパン車椅子アームレスリング選手権大会(平成12年~)などを共催し、多くの障害者が参加しています。
 また、スポーツ大会以外のイベントでは、体育館開館当初から毎年12月にクリスマス会(昭和52年~平成3年)を開催していました。クラブからの出し物があり、ボランティアが招待され盛況でした。また、毎年1月に囲碁将棋大会(昭和53年~昭和55年)も体育館ロビーで開催していました。文化クラブ同様、当時は障害者の余暇活動を行える場所が他に少なかったために体育館がその機能もあわせもっていました。

他団体主催大会への体育館からの協力

 兵庫県室内アーチェリー大会、名神リーグ車椅子バスケットボール大会、兵庫県サウンドテーブルテニス大会、視覚ハンディキャップテニス大会、あけぼの運動会、兵庫県腎友会運動会、電動車椅子サッカー交流会など。

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