兵庫県リハビリテーション協議会

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兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会

第26回兵庫県総合リハビリテーション・ケア研究大会
「活動と参加」
〜パラスポーツ・移動・就労支援〜
開催日程令和6年9月29日(日)
会場兵庫県中央労働センター
〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通6丁目3番28号
大会長長尾 徹
(一社)兵庫県作業療法士会 会長
主催兵庫県リハビリテーション協議会
企画団体(一社)兵庫県作業療法士会
(一社)兵庫県理学療法士会
(一社)兵庫県言語聴覚士会
兵庫県障害者就業・生活支援センター連絡協議会
後援神戸新聞厚生事業団
大会事務局 兵庫県リハビリテーション協議会
兵庫県リハビリテーション中央病院 リハビリ療法部内
〒651-2181 兵庫県神戸市西区曙町1070
TEL 078-927―2727(代表) 
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai26.htm)
第25回兵庫県総合リハビリテーション・ケア研究大会
こどものリハビリテーション
〜おとなlifeをイメージして〜
開催日程令和5年9月16日(土) 10:00〜15:30(予定)
会場兵庫県民会館 パルテホール
〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通4丁目16-3
大会長柴田 徹
(兵庫県立障害児者リハビリテーションセンター センター長)
主催兵庫県リハビリテーション協議会
企画団体兵庫県健康福祉部障害福祉局 障害福祉課
兵庫県看護協会
兵庫県訪問看護ステーション連絡協議会
兵庫県理学療法士会
兵庫県作業療法士会
兵庫県言語聴覚士会
後援神戸新聞厚生事業団(予定)
大会事務局 兵庫県リハビリテーション協議会
〒651-2181 神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai25.htm)
第24回兵庫県総合リハビリテーション・ケア研究大会
医療・保健・福祉領域でのICT活用の可能性
〜専門職の新しい働き方を考える〜
開催日程令和5年2月4日(土)10:30〜16:10
開催方法現地会場での参加とZoomを使用した
Web視聴参加を併用したハイブリッド開催
会場兵庫県民会館 けんみんホール
〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通4丁目16-3
大会長岡本 和久
(兵庫県社会福祉士会 会長)
主催兵庫県リハビリテーション協議会
企画団体兵庫県社会福祉士会
後援神戸新聞厚生事業団(予定)
大会事務局 兵庫県リハビリテーション協議会
〒651-2181 神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727
FAX:078-925-9299
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai24.htm)
第23回兵庫県総合リハビリテーション・ケア研究大会
コロナ禍が我々の生活にもたらしたもの
〜障がい当事者の目線から考える〜
開催日程令和3年8月8日(日)10:00〜17:00
開催方法現地会場での参加とZoomを使用した
Web視聴参加を併用したハイブリッド開催
会場兵庫県民会館 けんみんホール
〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通4丁目16-3
大会長大串 幹
(兵庫県立リハビリテーション中央病院 院長補佐)
主催兵庫県リハビリテーション協議会
企画団体兵庫頸髄損傷者連絡会
(一社)兵庫県介護福祉士会
(一社)兵庫県介護支援専門員協会
後援(準備中)
大会事務局 兵庫県リハビリテーション協議会
〒651-2181 神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727
FAX:078-925-9299
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai23.htm)
第22回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
本人の「したい・やりたい」を最期まで支えるために
〜介護・終末期のリハ・ケアを考える〜
開催日令和2年10月4日(日)
会場兵庫県民会館 けんみんホール
〒650-0011
兵庫県神戸市中央区下山手通4丁目16-3
大会長柳 尚夫
(兵庫県但馬県民局豊岡健康福祉事務所 所長)
主催兵庫県リハビリテーション協議会
企画団体 (一社)兵庫県医師会 (公社)兵庫県看護協会 
(一社)兵庫県理学療法士会 (一社)兵庫県作業療法士会 
(一社)兵庫県言語聴覚士会 兵庫県医療ソーシャルワーカー協会 
(一社)兵庫県社会福祉士会 (一社)兵庫県介護支援専門員協会
後援(準備中)
大会事務局 兵庫県リハビリテーション協議会
〒651-2181 神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727  FAX:078-925-9299
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai22.htm)
第21回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
障害者就労の明るいみらいをめざして
〜プライドをもってはたらくために〜
開催日令和2年2月15日(土)
会場兵庫県民会館 県民ホール
〒650-0011 兵庫県神戸市中央区下山手通4丁目16-3
主催兵庫県障害者雇用・就業支援ネットワーク
兵庫県リハビリテーション協議会
共催(一社)兵庫県作業療法士会 (一社)兵庫県言語聴覚士会
大会事務局 兵庫県リハビリテーション協議会
〒651-2181 神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727  FAX:078-925-9299
E-mail:hyogo.cbr_center@hwc.or.jp
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai21.htm)
第20回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
『源流』
〜リハビリテーションはここから、そしてこれから〜
開催日2018年12月22日(土)・23日(日)
会場神戸国際会議場 メインホール
〒650-0046 兵庫県神戸市中央区港島中町6丁目9−1
主催兵庫県社会福祉事業団 総合リハビリテーションセンター
兵庫県リハビリテーション協議会
大会事務局 兵庫県リハビリテーション協議会
〒651-2181 神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727  FAX:078-925-9299
E-mail:hyogo.cbr_center@hwc.or.jp
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai20.htm)
第19回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
『活動・参加』災害時リハビリテーション
有事の対応と平時の備え
〜過去から学び未来へ繋げる〜
開催日2018年 1月 20日(土)
会場神戸市教育会館 大ホール
〒650-0004 兵庫県神戸市中央区中山手通4丁目10‐5
主催兵庫県リハビリテーション医会
兵庫県リハビリテーション協議会
大会事務局 兵庫県リハビリテーション協議会
〒651-2181
神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727 FAX:078-925-9299
E-mail:hyogo.cbr_center@hwc.or.jp
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai19.htm)
第18回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
『活動・参加』その人らしい暮らしを実現する
〜障害者差別解消法施行を追い風にして〜
開催日平成29年1月21日
会場神戸市勤労会館 7階大ホール
主催兵庫県リハビリテーション協議会
大会事務局 兵庫県リハビリテーション協議会
〒651-2181
神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727 FAX:078-925-9299
E-mail:hyogo.cbr_center@hwc.or.jp
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai18.htm)
第17回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
『活動・参加』生活を支えるリハビリテーション
〜地域包括ケアシステムの確立を目指して〜
開催日平成28年1月31日
会場明石市民会館
主催兵庫県リハ3士会(兵庫県理学療法士会、兵庫県作業療法士会、兵庫県言語聴覚士会)
兵庫県リハビリテーション協議会
大会事務局 兵庫県リハ3士会地域支援推進協議会事務局
兵庫県リハビリテーション協議会事務局
〒651-2181
神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727 FAX:078-925-9299
E-mail:hyogo.cbr_center@hwc.or.jp
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai17.htm)
第16回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
「精神障害のある人が地域で当たり前に暮らす・働く」を考える
開催日平成27年2月15日(日)
会 場のじぎく会館
主 催兵庫県リハビリテーション協議会
兵庫県精神保健福祉士協会
大会事務局 (企画)
兵庫県精神保健福祉士協会事務局
〒650-0004
神戸市中央区中山手通6丁目1番30号 兵庫県社会福祉研修所
TEL/FAX:078-362-8920
E-mail:office@hyogo-psw.org
(運営)
兵庫県リハビリテーション協議会事務局
〒651-2181
神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727 FAX:078-925-9299
E-mail:hyogo.cbr_center@hwc.or.jp
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai16.htm)
第15回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
当事者主体のケアマネジメントを考える
開催日平成26年3月2日(日)
会 場兵庫県民会館
主 催兵庫県リハビリテーション協議会
一般社団法人兵庫県介護支援専門員協会
大会事務局一般社団法人兵庫県介護支援専門員協会
〒651-0062
神戸市中央区坂口通2丁目1番1号 兵庫県福祉センター5階
TEL:078−221−4102 FAX:078−221−4122
E-mail:rehacare@hyogo-caremanet.com
ホームページ詳しいご案内はこちらから
(http://www.hwc.or.jp/reha-kyou/taikai15.htm)
第14回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
地域包括ケアの実現に向けて
〜認知症への布石〜
開催日平成25年2月24日(日)
会 場ニチイ学館ポートアイランドセンター
主 催兵庫県リハビリテーション協議会
西播磨総合リハビリテーションセンター
大会事務局西播磨総合リハビリテーションセンター
ホームページ詳しいご案内はこちらから(http://hwc.or.jp/nishiharima/riha_care/)
第13回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
知ろう!わかろう!つながろう!
〜みんなの地域包括ケア〜
開催日平成24年3月11日(日)
会 場神戸学院大学ポートアイランドキャンパス
主 催兵庫県リハビリテーション協議会
大会事務局一般社団法人兵庫県社会福祉士会
ホームページ詳しいご案内はこちらから(http://www.hacsw.or.jp/reha/)
第12回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会〜参加記〜
「安心」と「笑顔」を支える地域リハ・ケア
〜地域包括ケアの実現を目指して〜

参加記を読む兵庫県立リハビリテーション中央病院
理学療法科 趙 源一

 平成23年2月27日、ニチイ学館神戸ポートアイランドセンターで開催された第12回兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会へ参加させて頂いた。地域リハ・ケアに関わる医師やセラピスト、支援員、利用者家族等が参加され、様々なテーマで発表が行われた。
 11:00より「利用者が求める地域リハ・ケア」というテーマのシンポジウムがあり、高次脳機能障害者の兄を持つご家族でありソーシャルワーカーである大矢礼子氏の講義があった。
 大矢氏が強調されたことは高次脳機能障害についてもっと知って欲しいということであった。高次脳機能障害について入院先の医師やセラピストを含めた専門職の知識が不十分であったため、退院時までご家族に生活上の注意点や問題点についての説明がない状態であった。急性期病院退院時に高次脳機能障害にアプローチ可能なリハビリテーション病院に転院したいとの希望を申し出たが、紹介先としてそのような医療機関は自身で調べてくれとの返答があった。その結果、家族が転院先を調べなければならなくなった。
 大矢氏はソーシャルワーカーとして従事されていたので転院先を探すことができたがやりきれない思いでいっぱいだったという。在宅では家族の高次脳機能障害の知識が乏しい為に、兄に対するケアが上手くいかず、兄との生活は戦争のようであったとの経験を話されていた。よき支援を作っていく為には当事者を良く知る家族が専門職を含む支援者に当事者の現状を詳しく教えて、時には当事者とどのように関わっているかを示す必要がある。家族が当事者を支えること以外に同じ思いを持つ家族同士で支えあい、専門職を含めた支援者を育てることが必要であると話されていた。同じ専門職としてこの事実を真摯に受け止め、ご家族に分かり易い支援方法や説明を行うためにも、よりきめ細かい評価やご家族とのコミュニケーションが必要であると感じた。
 次の時間帯には財団法人兵庫県手をつなぐ育成会理事長である小原冷子氏の講義があった。小原氏は自閉症でてんかんがある重度知的障害者の息子を持つ母親であり、ご自身と支援員達の息子に対するケアと関わりについて話された。息子を就業させたいとの強い希望があったが、特別支援学校では取り合ってもらえなかった。しかし本人の持っている力を信じ、諦めないで関わった家族や支援員の努力で卒業から9年後に就職が可能となった。さらに親亡き後も住み慣れた地域で暮らすことを目標に、親元を離れ暮らす訓練を段階的に行った。現在は地域のケアホームで支援員の支援を受けながら月曜から金曜まで3人の仲間と暮らしている。親と支援員のあきらめない支援があったおかげでここまでたどり着いたと話された。そして同じ障害を持つ家族に対し、卒業後こそ大変であり、親も子も若いうちに親亡き後を考え行動を起こす必要性がある。継続したあきらめない支援が、障害を持つ子の自立に繋がることを話された。あきらめない支援を行うためにも支援員や専門職、当事者を含めた家族の連携が必要であることを改めて考えさせられた。

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