わたしたちがめざすもの
その人らしさを大切にする生活
大自然の緑豊かな山々に囲まれ移りゆく四季を感じることのできる環境にあり、「顔が見える、寄り添う介護、共に暮らす施設づくり」 をモットーに利用者のプライバシーに配慮したやすらぎと潤いのある生活の場を提供しています。
また、たじま荘での生活が限りなく在宅での生活に近いものになるように、馴染みのある家具等を各利用者の居室に持ち込んでもらい、 観葉植物、絵画、暖簾等の設置や和室空間を創造し家庭的な生活感のある環境づくりを推進しています。
全室個室とユニットケアで生きがいのある暮らし
少人数(10人)のユニットでの生活は全室個室、ミニキッチンを備えた食堂兼談話室があり、家庭的な雰囲気で生活してもらっています。
また、利用者一人ひとりの個性や生活リズムに沿った「自分らしい生活を続けること」の実現のため、個別支援計画の実践定着を図っています。
地域との絆を大切に
地域交流会、盆踊り大会、保育園との交流会、オープンガーデン、あるいは実習生やボランティアの受け入れなどを通じて地域とのつながりを大切に開かれた施設づくりに取り組んでいます。
また毎週木曜日に開店している「まるこカフェ」は地域住民にも開放しており、加えて、オープンセミナーや認知症カフェ(にじいろカフェ)を開催したり、地域に向けて出前講座を行うなど、地域住民の生きがいづくりに貢献しています。
ノーリフティングケアの取り組み
たじま荘は、2020年ひょうごノーリフティングケアモデル認定施設となりました。ノーリフティングケアとは、「持ち上げない」「抱え上げない」「引きずらない」ケアのことを言います。
これを推進することにより、ご利用者に安心していただけるケアの提供と、女性でも年配になっても安心して仕事が続けられる職場を目指しており、
床走行式リフト・ベット固定式リフト・個浴室リフト・スライディングボード等を活用するとともに、
全職員を対象に研修会を開催して技術の向上に努めています。こういった介護の方法や、環境、設備面も含めた見直しを行うことで、一人ひとりの意識と行動を変えて、ご利用者、職員双方にとって安全なケアの実践に取り組んでいます。