社会福祉法人 兵庫県社会福祉事業団

本人支援

健康・生活

• 保護者と情報交換しながら、心身の健康状態を観察し、基本的な生活リズムを整え、規則正しい生活習慣を身につけられるよう支援します。
• 手洗いうがい、歯磨き、水分摂取等、自分の身体を守るためのスキルを身につけられるよう支援します。
• 着替え、排泄、食事、自己の荷物の片付けなど、発達状況や障害特性に応じた方法で自己にて取り組むことができるよう支援します。

運動・感覚

• 体操やサーキット遊び等、身体を十分に動かして体力づくりを行います。大きな動き、繊細な動き、二重課題等、様々な運動遊びを通して、自己の身体の動かし方、スピードのコントロール等を身に付けていけるよう支援します。
• パラバルーンやバランスストーン、様々な感触の素材を使った活動などを行います。

認知・行動

• 1日の取り組み内容を、絵カードや写真、文字など発達段階や障害特性に応じて活用し、見通しを持って、安心して活動できるようにします。
• 椅子に座って話しを聞く、全体の指示で行動する、分からない時は質問する等、集団で活動する中で必要なスキルを身につけていけるよう、発達段階に応じて個別に対応し、できたを積み重ね、自主的な行動に繋げます。
• 季節に応じた行事や様々な体験を通して、五感を刺激し、豊かな情緒を育みます。

言語・コミュニケーション

• 絵カードやジェスチャーなど、保護者やセラピストと連携して意思表示の方法を統一し、自己の思いや要求を他者に伝える手段を獲得できるよう支援します。
• 「かして」「どうぞ」「ありがとう」等、言葉やジェスチャーを使って友達と玩具の貸し借りをしたり、タイムタイマーなどを使用して見通しを持って玩具の順番を待つなど、集団で必要なコミュニケーションスキルを身につけていけるよう支援します。
• はじまりの会や制作後に発表する機会を作り、自分の思いを言葉で表現したり、絵カードの中から指をさして選ぶなど、発達段階や障害特性に応じた方法で他者に伝えることができるよう支援します。

人間関係・社会性

• 身近な大人を意識し、関係を築き、人に対する基本的な信頼感を育てる支援を行います。
• 小集団の生活や遊びに主体的に参加し、こども同士の関わりを引き出せるようにします。
• 一人ではできないことがあること、友達がいるから楽しめる遊びがあることを活動の中で経験し、友達に目を向け、関係を深め、自己の思いだけでなく、相手の思いも受け入れて関係を築いていけるよう支援します。
• 近隣の公園への散歩を通して、社会のルールやマナーを体験的に学び、身につけられるよう支援します。

家族支援

• 保護者会（年３回：セラピストが講師となる勉強会）、個別懇談会（年２回）、おおぞらのいえのつどい（年１回：修了児の保護者を含めた交流会）を実施し、関係機関と連携しながら家族支援を実施しています。
• きょうだいが主役となる行事も企画中です。

移行支援

• 就学に向けての勉強会を行っています。
• 保護者の交流会を通して、就学についての情報交換・パイプ作りを行っています。
• 併用している幼稚園に訪問へ行き、統一した支援ができるよう努めています。

地域支援・地域連携

• 明石市や神戸市西区の児童ネットワーク会議に参加をし、地域との連携に努めています。