総合リハ訪問看護ステーション
総合リハセンター内にある訪問看護ステーションとして、医療・福祉の多様な施設機能と連携し、高度で専門的な看護・リハビリテーションを一体的に提供し、障害者や高齢者の質の高い療養生活・自立した生活や社会参加を支援します。
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TEL:078-923-0726(直通)
FAX:078-923-0727
総合リハ訪問看護ステーションの特徴
- リハ中央病院を経験している経験豊富な看護師や理学療法士・作業療法士が数多く在籍し、質の高いサービスを提供しています。
- 高齢者の支援のみならず、障害(身体・精神)や難病、小児と幅広い利用者に対応しています。
- 同一フロア内に多様な専門職(介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、相談支援専門員、高次脳機能障害支援コーディネーター等)を有しているため、高齢・障害福祉サービスの一体的な対応が可能です。
- 総合リハセンター内の医療リハ、社会リハ、職業リハ、福祉機器展示ホールとも連携・相談して総合的な支援が提供できます。
- 訪問看護業務以外に地域を支援する事業にも積極的に参加しています。
・高齢・障害施設へのリハ専門職派遣
・神戸市障害者相談支援センターの専門相談
・神戸市・明石市の介護予防事業等
・認知症サポーター養成講座の講師出務 等…
訪問看護の利用(対象)者
主治医の診療により訪問看護および訪問看護によるリハビリテーションが必要と認められていることが前提です。
- 介護保険の被保険者であり、要介護、要支援の介護認定を受けている方
- 医療保険給付の対象者で疾病、負傷等により在宅で療養する必要がある方
※難病、重度障害、末期悪性腫瘍、精神疾患を有する方
訪問看護を利用するには
訪問看護は介護保険、医療保険のどちらでサービスを受ける場合もかかりつけ医からの訪問看護指示書が必要となります。
介護保険をお持ちの方は介護保険優先となります。
難病等の疾患によってはこの限りではありませんのでご相談ください。
サービス提供の時間帯
営業日:月曜日~金曜日 8:45~17:30
休 日:土・日・祝日・年末年始(12/29~1/3)
緊急時対応の契約をされた利用者様には24時間対応しています
訪問エリア
神戸市西区、垂水区狩口台・南多聞台・神陵台、明石市内
当訪問看護ステーションの利用者の傷病分類内訳(R3.1.1~R5.12.1)
訪問看護サービスの内容
看護:24時間緊急訪問に対応しています。
高齢者・障害者の健康管理、医療的ケア、心理的サポートを行い、安定した在宅生活を支援しています。
看護の一例
頸髄損傷のご利用者への排便処置
約30年前に事故により頸髄損傷になられたAさん。
独居でもあり、在宅生活を開始されてから現在まで、排泄や全身状態の管理を継続しています。また、Aさん以外の頚髄損傷のご利用者も膀胱瘻を増設されている方が多く、膀胱洗浄やカテーテル管理を行っています。
神経難病のご利用者への自己注射の指導
自己注射を行う必要のある強直性脊椎炎のBさん。
内服や注射の管理に不安を抱えられていました。訪問看護の介入によって、内服管理の意識付けができるようになりました。現在は見守りのもと、自己で注射を行っています。
褥瘡のあるご利用者への処置
脊髄損傷にて下肢や臀部に褥瘡が発生しているCさん。
褥瘡の観察を行いながら、状況に応じた処置を行っています。またCさんは大腿部骨折の既往があり、退院後には当ステーションのリハビリも利用されました。褥瘡の状態を含めセラピストと情報を共有しながら介入を行い、移乗動作を習得することができました。現在もご自分で自家用車を運転しながら在宅での生活を続けておられます。
精神科訪問看護
訪問看護開始時は不安が多く、訪問日以外でも連絡をすることが多かったDさん。
利用している総合リハ在宅ケアステーションやたまつあけぼの障害者相談支援センターとも密に連携を取りながら包括的な介入を行いました。結果、次第に落ち着かれて自宅での生活を続けておられます。
リハビリテーション
自立支援に基づいて、活動・参加に向けた支援を行っています。
リハビリテーションの一例
頸髄損傷のご利用者の自動車への移乗練習
入院中は褥瘡があったため、繰り返し移乗動作の練習ができなかったEさん。
看護師が褥瘡のアセスメントをしながら、リハビリでは車への移乗練習を行っております。現在では改造した自家用車を購入し、お出かけすることを目標に移乗動作練習や車いすの積み込み練習を行なっています。
義足のご利用者へのADL指導
事故で両下肢の義足となり、入院中は立つことの不安の訴えが多かったFさんですが、自宅で自分のしたい家事をすることを目的に立位での活動時間が増加し、ADL(トイレ、更衣等)の介助量の軽減にも繋がりました。
ご利用者、ご家族に対する環境調整や介助指導
シャワーキャリーの移乗はリフトを利用しているGさん。
奥様が使用に関して不安の訴えがありましたが、一緒に練習を繰り返すことで奥様の介助で移乗できるようになりました。
脳性まひのご利用者への通学方法の評価・指導
Iさんは、リハビリ開始時は車いすでお母様の介助で通学していました。リハビリを行う中で、歩行機会が増加し、歩行での通学に自信が持てたため、評価・練習していきました。結果、現在は歩いて通学しています。
その他、精神疾患などのリハビリテーションも実施しております
事業所内の取り組み
OJT研修
セラピスト等派遣事業の場面
住民集いの場などの支援場面
お問い合わせ
総合リハ訪問看護ステーション
住所 | 〒651-2181 兵庫県神戸市西区曙町1070 (兵庫県社会福祉事業団 総合リハビリテーションセンター 地域ケア・リハビリテーション支援センター内) |
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電話 | 078-923-0726(直通) |
FAX | 078-923-0727 |