持ち上げない介護
「ノーリフティングケア」

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当法人では、利用者様の高齢・重度化に対応し、さらなる支援の充実を図ることを目的に、「ノーリフティングケア」の充実・強化を推進しています。

ノーリフティングケアとは

利用者様の身体を人の手で持ち上げたり、抱え上げたり、ベッド上で引きずって移動しない介助方法です。車いすやベッドから移乗する際に、リフトなどの福祉機器を適切に使うことにより、介護する側・される側の双方の負担が軽くなるメリットがあります。
利用者様への質の高い介護サービス提供が可能となり、また、介護職員の腰痛予防や介護負担軽減、やりがいやモチベーションアップにもつながっています。

当法人における取り組みのご紹介

当法人が運営している特別養護老人ホーム全ての施設を対象とした取り組みで、福祉のまちづくり研究所が主催する「持ち上げない介護推進プロジェクト」に参加し、「ひょうごノーリフティングケアモデル施設」としての認定を受けています。

また、フォローアップ研修など取り組みの振り返りを行っています。
各施設においては、「持ち上げない介護推進プロジェクト」に参加した職員が中心となり、ノーリフティングケアに関する介護技術について、座学や演習を通じて体系的に学んでいます。

福祉のまちづくり研究所WEBサイト「ノーリフティングケア推進プロジェクト」

各施設の取り組みの様子

特別養護老人ホーム万寿の家
(ひょうごノーリフティングケア優良モデル施設)

▲スライディングシートを使用した演習

特別養護老人ホーム朝陽ケ丘荘
(ひょうごノーリフティングケアモデル施設)

▲スライディンググローブを使用した演習

特別養護老人ホームたじま荘
(ひょうごノーリフティングケアモデル施設)

▲床走行リフトを使用した演習

特別養護老人ホームあわじ荘
(ひょうごノーリフティングケアモデル施設)

▲ノーリフティングケアの研修風景

特別養護老人ホーム丹寿荘

▲床走行リフトを使用した演習

特別養護老人ホームくにうみの里
(ひょうごノーリフティングケア優良モデル施設)

▲スライディングボードを使用した演習

特別養護老人ホーム五色・サルビアホール
(ひょうごノーリフティングケアモデル施設)

▲スライディングボードを使用した演習

障害者支援施設出石精和園第2成人寮

▲スライディングボードを使用した演習

その他の障害者支援施設についても、利用者様の高齢・重度化に対応するため、順次準備を進めています。
すでにモデル施設として認定を受けている当法人内の特別養護老人ホームが実施するノーリフティングケアの研修を受講したり、施設内で伝達研修を実施することにより、研修で学んだことを日々の業務に取り入れ、利用者様にも職員にもやさしい支援をめざしています。