回復期病棟(東病棟)のご紹介Recovery phase ward
回復期リハビリテーション病棟では、急性期治療を終えた発症2ヶ月以内の脳血管障害患者様を対象に、日常生活動作・能力向上による自立支援と寝たきりの防止、早期家庭復帰を目的としています。医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・医療ソーシャルワーカーによるチームアプローチを行い、家庭や社会復帰に向け、リハビリテーションを通して疾患・障害の理解や在宅での介護指導や助言を行っています。
また、安心して在宅生活が送れるよう地域との連携を行い、退院後の相談・訪問などの支援の継続も行っています。
看護の特徴
日常生活の中に訓練室で行った「できる動作」を取り入れて、生活の中で「している動作」となるように支援をします
主に急性期治療を終えて来られた脳血管障害の方へ可能な限りの回復のお手伝いをしています。
患者様が効果的なリハビリをするための健康管理を行い、なるべく自宅での生活に近い状態で過ごせるように、病棟での生活につぎのようなことを取り入れています。
寝返り、起きる、座る、立つ
トイレに行く、着替えをする、手指の動きの訓練
摂食嚥下(飲み込み・食べること)の援助、書く、話す
嚥下体操
脳血管障害の症状で嚥下障害(飲み込みや口からたべることが難しいこと)があります。これは加齢によっても起こってきます。食事摂取機能が向上することや肺炎防止のために脳卒中リビリテーション認定看護師・摂食・嚥下障害看護認定看護師と共にチームを組み、日常の口腔ケアはもちろん、昼食前にビデオを使って嚥下体操(飲み込み・口の動きをよくする、肺炎予防に効果的)を行っています。みなさんよろしければ参加してくださいね。
家庭復帰を応援します
ご家族の方も一緒に頑張っていただけるようサポートします。
外泊訓練、日常生活訓練室を使ってのご家族の方への介護指導、住宅改修の相談・提案を行います。
安心して在宅生活を送るために
地域連携室と共に、入院中から退院に向けての相談、退院後の訪問やケアマネージャーへの連携を行い、在宅生活の不安をサポートします。
患者様の目標に合わせた看護を行っています
お一人おひとりに担当看護師を決め退院までの相談窓口となってサポートを行います。