認知症疾患医療センターNeurocognitive Disorders medical center
医療センターからのお知らせ
家族勉強会の開催
鑑別診断で認知症や軽度認知障害と診断された方、認知症の様々な症状の治療で通院をされているご家族の方が、認知症についてもっと勉強できる機会を作りました。当院の勉強会では認知症認定看護師や専門の医師が認知症について説明をする、ご家族が困っていることを相談できるだけではなく、参加されたご家族同士で相談しあえる時間です。
3か月に1回開催しています。詳細はご連絡を頂きますと、ご案内いたします。
失語症専門外来の開設
<ご本人またはご家族へ>
認知症による失語症の方に対して、外来訓練を始めました。
頻度は高くはありませんが、アルツハイマー病の初期症状あるいは認知症になる前に失語症が現れる場合があります。この失語症状は、認知症の進行とともに進行していきます。
これまで基本的には、このような進行性の病気に対して、言語のリハビリは行われていませんでした。しかし、近年、認知症による進行性の失語症に対して、リハビリの有効性が議論されるようになりました。
このような背景のもとに、当院では認知症疾患医療センターの物忘れ外来で、進行性の失語症と診断された方に対して、外来での言語のリハビリが行えるようになりました。
このような症状でお悩みの方は、当院物忘れ外来を受診してご相談下さい。
認知症の脳血流SPECT検査について
平成29年5月から脳血流SPECT検査を導入しています。
「BPSD予防法と発現機序に基づいた対応法マニュアル」
認知症で生じる様々な精神症状・行動障害に対する対応方法のマニュアルが作成されました。
認知症疾患医療センターの役割
ご本人の能力や適切なケア、取り組むと良い課題などを担当ケアマネージャーや、地域包括支援センターと連携し、在宅生活をより安心安全に過ごせるようお手伝いしています。
主な業務内容
症状から病名を特定する診断(鑑別診断)
- 電話・面談での専門医療相談
- リハビリ (作業療法)
- 認知症疾患医療センターの取り組み
- 訪問
- かかりつけ医・精神科病院等の医療機関、地域包括支援センター等との連携
- 医療・保健・介護・福祉関係者等との定期的な連携協議会の開催
- 医療・保健・介護・福祉関係者対象の研修(かかりつけ医認知症対応力向上研修など)
- 認知症に関する情報発信(認知症関連冊子の配布など)