第16回 兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会
開催日 | 平成27年2月15日(日) |
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会 場 | のじぎく会館 |
主 催 | 兵庫県リハビリテーション協議会 兵庫県精神保健福祉士協会 |
大会事務局 |
(企画) 兵庫県精神保健福祉士協会事務局 〒650-0004 神戸市中央区中山手通6丁目1番30号 兵庫県社会福祉研修所 TEL/FAX:078-362-8920 E-mail:office@hyogo-psw.org (運営) 兵庫県リハビリテーション協議会事務局 〒651-2181 神戸市西区曙町1070 TEL:078-927-2727 FAX:078-925-9299 E-mail:hyogo.cbr_center@hwc.or.jp |
第16回兵庫県総合リハビリテーションケア研究大会を、2015年2月15日(日)に開催します。今回は「精神障害のある人を支援する」兵庫県精神保健福祉士協会が担当させていただくことになりました。
さて、精神障害のある人に対する法律として、戦後は「精神衛生法」で精神障害のある人の主に医療や保護(強制を含む)が考えられてきました。その法律が1987年「精神保健法」に改正され、その中でやっと精神障害のある人の「権利擁護」や「社会復帰の促進:リハビリテーション」が謳われるようになりました。その後「障害者基本法」の改正や精神保健法から「精神保健福祉法」へと経て、精神障害のある人に対する福祉施策が検討され、「障害がある人もない人も暮らしやすい地域を作る」ノーマライゼーションの考えに基づき「精神障害のある人が地域で当たり前に暮らす」ことを目指し、「障害者総合支援法」をはじめとする様々な施策や地域での体制作りが行われてきたことは周知の事実であると思います。
実際地域ではたくさんの精神障害のある人たちが様々な支援を受けながら暮らすようになりました。また「働いて自身を生かしたい」と就労支援施設を利用しながら、その人なりの「働く」を健闘されている方々、またそれを支援する専門職と機関や組織が増え、精神障害のある人をとりまく支援の体制は充実しつつあるといえます。
今回は上記テーマに沿って、精神障害のある人たちを地域で支援する人たち、病院から地域へとつなぐ支援の輪など、精神障害の障害特性を理解しながら奮闘されている方々の活動、また、当事者同士のピアサポートをシンポジウムや分科会で発表していただき、精神保健福祉のこれからの課題に向き合い、精神障害のある人たちのリハビリテーションの更なる充実に向けて考える研究大会にしたいと思います。
また、特別講演としては公益社団法人日本精神保健福祉士協会副会長の宮部真弥子さん(医療法人社団和敬会:脳と心の総合健康センター長)をお迎えし、本年(2014年)4月、改正施行された精神保健福祉法(医療保護入院の際の保護者をなくすことや、ますますの地域移行の推進などが盛り込まれている)の施行後1年の改正の影響や課題、地域の支援システムは有効に働いているかなどを権利擁護の観点からお話しいただきます。
とは言うものの精神障害のある人で社会的入院といわれている人は、まだ全国で約7万人いるといわれています。また充実しつつあるとはいえ、これらの人々を受け入れる地域の受け皿はまだ十分ではないのも事実です。これらの人たちが「地域で当たり前に暮らせる・働ける」地域社会づくりを目指すことを、この大会のテーマと出発点としたいと思います。
9:15〜10:00 | 受付 |
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10:00〜10:15 | 開会式 開会あいさつ 兵庫県リハビリテーション協議会会長 柳 尚夫 兵庫県精神保健福祉士協会会長 美藤 早苗 |
10:15〜11:45 | 特別講演 テーマ:改正精神保健福祉法の現状と課題〜権利擁護の観点から〜 講 師:医療法人社団 和敬会 脳と心の総合健康センター 宮部 真弥子氏(公益社団法人 日本精神保健福祉士協会副会長) |
11:45〜12:30 | 昼休憩 【兵庫県リハビリテーション協議会 理事会】 |
12:30〜13:00 | 【兵庫県リハビリテーション協議会 総会】 |
13:00〜15:00 | シンポジウム テーマ:「精神障害のある人が地域で当たり前に暮らす・働く」を考える 座長:美藤 早苗(兵庫県精神保健福祉士協会会長) コメンテーター:柳 尚夫(兵庫県リハビリテーション協議会会長) シンポジスト:特定非営利活動法人いねいぶる たつの市地域活動・相談支援センター所長 宮崎宏興氏(作業療法士) 独立行政法人高齢・障害・求職者雇用支援機構 兵庫障害者職業センター 主任障害者職業カウンセラー 永岡靖子氏(社会福祉士) 医療法人尚生会 湊川病院 在宅支援事業部 統括管理者 井上秀子氏(看護師) 有馬高原病院 医療福祉部 部長 中田弥生氏(精神保健福祉士) 芦屋市精道高齢者生活支援センター センター長 針山大輔氏(ソーシャルワーカー) 淡路障害者生活支援センター メンバー 藤江隆人氏(ピアサポーター) |
15:00〜15:15 | 休憩 |
15:15〜16:15 | 口述発表 |
16:15〜16:30 | 閉会式 |
申込書に必要事項をご記入の上、下記までFAXにてお申込みください。
事前に参加票は発行いたしません。当日はFAXいただいた「申込書」をご持参ください。
(申請書等は下記よりダウンロードできます)
また、大会参加費は、当日、受付にてお支払いください。(今年度は事前振込みを行いません。)
申込書ダウンロード
PDFファイル WORDファイル
申し込み先FAX:078-925-9299
1.申込締切日
平成27年2月10日(火)
2.大会参加費について
会員:2,500円(※今年度、年会費を支払った会員は500円)
非会員:3,000円
障がいのある方及び家族:1,000円 学生:500円
≪お問合せ先≫
兵庫県社会福祉事業団 総合リハビリテーションセンター
地域ケア・リハビリテーション支援センター
兵庫県リハビリテーション協議会事務局
〒651-2181 神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727 FAX:078-925-9299
3.抄録集について
大会参加費には抄録集代も含まれています。
抄録集のみご入用の方は、1部1,000円にて販売いたします。大会運営事務局までお問合せください。
4.その他
昼食は各自でご用意ください。
≪大会参加申込、参加費等に関するお問い合わせ≫
≪兵庫県リハビリテーション協議会入会に関するお問合せ先≫
兵庫県社会福祉事業団 総合リハビリテーションセンター
地域ケア・リハビリテーション支援センター
兵庫県リハビリテーション協議会事務局
〒651-2181 神戸市西区曙町1070
TEL:078-927-2727 FAX:078-925-9299
下記の要領で口述発表の発表者を募集します。奮ってお申し込みください。
1.発表資格
本大会の趣旨にご賛同いただき、広義のリハビリテーションに係わるものであれば、テーマは自由ですが、応募多数の場合は、大会テーマに沿ったものを優先させていただく場合があります。
口述発表の場合も研究大会の参加申込みが必要です。
2.申込数
一人一発表です。
3.申込方法
口述発表申込及び抄録提出を同時に受付けます。(口述発表申込後、期日までに抄録提出でも構いません)
口述発表申込書(別紙1)及び抄録様式(別紙2)を下記よりダウンロードしていただき、メール添付にてお申込みください。
口述発表申込書ダウンロード:こちら
抄録様式ダウンロード:こちら
4.抄録作成
(1)抄録作成はwordで作成してください。(別紙2)
(2)テーマ、発表者、共同演者、所属は4行目までに収めてください。本文は5行目から記載してください。
(3)抄録様式は、A4サイズ(縦長)で2枚以内にまとめてください。
(4)フォント、ポイントは指定しませんが、印刷の都合上、左右余白を25ミリ、上下の余白を20ミリ以上空けてください。
(5)メールが使用できない場合は、CDを提出してください。
(6)文体は「である調」で作成し、謝辞は不要です。
(7)倫理的配慮については必ずご記入ください。
5.審査について
(1)申込数、内容等を勘案・審査し採否を決定の上、申込者に個別に通知いたします。
(2)採用にあたっては、実践にもとづく発表を優先することがあります。
(3)査読の結果、書き直しをお願いすることもありますのでご了承ください。
(4)採用数が定数に満たない場合、追加募集する場合があります。
6.発表について
発表時間10分、質疑応答3分で予定しています。発表の際、OHP、VTRは使用できません。パソコン、プロジェクターはご使用いただけます。当日配布する資料がある場合は、発表者でご準備ください。
その他の詳細は後日ご連絡いたします。
7.申込期間
2014年10月31日(金)〜2014年12月20日(土)
≪発表申込及び抄録に関するお問い合わせ≫
兵庫県精神保健福祉士協会
〒650-0004
神戸市中央区中山手通6丁目1番30号 兵庫県社会福祉研修所内
TEL/FAX:078-362-8920
E-mail:office@hyogo-psw.org (必ずメールでお申込ください)
開催要項ダウンロード:こちら
大会ポスターダウンロード:こちら